亜鉛の働き
最近、食事を美味しく感じられないということはありませんか?
食事を美味しく感じられない原因として色々なことが考えられますが、味覚異常がある場合もあります。
味覚異常の症状としては、口の中がいつも苦い、味を変に感じる、味を感じない、金属を舐めているような感じがする、食欲が出ない、などがあります。
味覚症状は、偏食による亜鉛不足か、薬を飲んでいることで亜鉛欠乏が起きたことが原因の一つであることも少なくないそうです。
また、お酒を飲みすぎたり、インスタント食品を食べすぎたりして亜鉛不足になることもあるようです。
亜鉛は身体の中にある300種類以上の酵素の働きに関わっていて、細胞の新陳代謝や性ホルモン分泌の調整、免疫機能の維持など様々な働きがあります。
味覚異常に関して言うと、舌の上にある小さな細胞の集まりがあるのですが、その細胞は短いサイクルで生まれ変わり、亜鉛不足により、その細胞の新陳代謝が滞ってしまうため、味覚異常が起きてしまうのではないかと言われています。
亜鉛は、味覚を正常に保つ働きだけでなく、火傷や傷、皮膚炎など、皮膚の修復を助ける役割もあります。
最近よく亜鉛の効果が取り上げられていて、亜鉛のサプリメントを購入する人も多いようです。
亜鉛が多く含まれている食品は、納豆や木綿豆腐、プロセスチーズなどです。
亜鉛は、お米では精白米よりも玄米に多く含まれていて、あまり精製されていない食品に多いのも一つの特徴です。
亜鉛は、このように食品からも摂取できる栄養素なので、サプリメントから極端に多く摂ってしまうことの方が逆に心配です。
亜鉛だけを過剰に摂取すると、銅の吸収を阻害し、銅欠乏症を引き起こす可能性があるので注意しましょう。